2025年3月、アメリカ・ルイジアナ州のモンローで開催されたスーパーマリオカートのチャンピオンシップであるASMKCに参加してきました。
海外のスーパーマリオカートの大会に出るのが初めてだったこともあり、どんな様子だったのかをレポートします。


ASMKCで残した成績
早速、ASMKCで残した結果を一覧でまとめました。4つのモードそれぞれで優勝を争います。
モード | 順位 | 得点 |
---|---|---|
タイムアタック | 8位 | 1140 |
バトルゲーム | 9〜12位 | 1127 |
vsマッチレース | 7〜8位 | 1186 |
150ccグランプリ | 5〜6位 | 1477 |
すべてのモードで8位以上を目指していましたが、惜しくもバトルモードだけは達成できずでした。
今回一番印象に残ったのがバトルモードだったので、それもこのあとで振り返ります。
1日目:タイムトライアルの結果と感想

初日は開会式(オープニングセレモニー)とタイムアタックです。
予選では全コースを走り、合計タイムの順番でTOP12に入れば自動的に決勝トーナメント進出ができます。
ちなみに私の予選での順位は9位でした!
各コースのタイムは上の写真の通りですが、コースごとの順位も含めて一覧にまとめました。
コース名 | タイム | 順位(25人中) |
---|---|---|
マリオサーキット1 | 59“24 | 8位 |
ドーナツへいや1 | 1’13“32 | 10位 |
おばけぬま1 | 1’06“21 | 9位 |
クッパ城1 | 1’28“14 | 3位 |
マリオサーキット2 | 1’20“27 | 18位 |
チョコレーとう1 | 59“66 | 11位 |
おばけぬま2 | 1’02“33 | 8位 |
ドーナツへいや2 | 1’27“29 | 9位 |
クッパ城2 | 1’43“76 | 6位 |
マリオサーキット3 | 1’32“74 | 11位 |
ノコノコビーチ1 | 54“63 | 11位 |
チョコレーとう2 | 1’08“45 | 10位 |
バニラレイク1 | 53“99 | 5位 |
クッパ城3 | 1’32“13 | 4位 |
マリオサーキット4 | 1’38“08 | 12位 |
ドーナツへいや3 | 1’31“84 | 22位 |
ノコノコビーチ2 | 1’02“73 | 13位 |
おばけぬま3 | 1’16“45 | 7位 |
バニラレイク2 | 55“52 | 6位 |
レインボーロード | 1’27“63 | 10位 |
予選のときは画面酔い・お腹の不調がありましたが、それなりのタイムは出せたと思います。MC2・DP3・KB2はあまり良くなかったのが悔やまれますね…。
スタートダッシュはKB1だけミスしてしまいました。

TOP16からの戦いではライフが3つある状態から始まり、タイム順が半分より下だとライフが減ります。ライフが0になったら終了です。
RR・VL2・BC2の3コースを順番にプレイしましたが、早速2つもライフが減ってしまい焦りました…。特にレインボーロードは1分27秒19で8番目のタイムという超ハイレベルな争いです。
そのあとはBC3・BC1でしたが、なんとか生き残ってTOP8まで行けました!BC1ではライフを減らしてしまったものの、他の脱落者よりもタイムが良かったことで復活できました。
TOP8からの戦いでまたライフが3つに戻りましたが、ここからはストレート負けでした。タイムも3コースとも最下位でまったく戦えずでしたね。
2日目:バトルモードの結果と感想

2日目はバトルゲームです。歴は1年2ヶ月ですが、この期間でそこそこ上達できたので、今回どこまで通用するか一番楽しみなモードでした。
予選は強い人たちと多く対戦が組まれましたが、7勝2敗2分で順位は11位でした。
こちらも12位までが自動的に決勝トーナメントに進めるのでホッとしました。1年前のJSMKCでは敗者復活ラウンドに回ったので成長を実感しました。
決勝トーナメントからは毎回が名勝負で、すべてフルセットに持ち込まれるヒリヒリとした展開になりました。
- Batt:5-4
- Lafungo:4-5
- Kyle:4-5
最初のBattさんとの対戦は風船1つに追い込まれた状態から、緑甲羅を2つ連続で当てて逆転して勝ちました!動画がアップロードされたら見てほしい激戦でした。
次はLafungoさんとの対戦で、最初は調子よく4-0までいきましたが、なんとそこから5連敗して負けました。悔しすぎる。
多少の自滅もありましたが、だんだん自分の動きに対応されてねじ伏せられた感じでした。4-4で迎えた最後の試合も風船1つ同士になったのでほぼ互角の戦いだったと思います。
バトルゲームに関してはLafungoさんとの相性が良い感じがします(投稿時点では)。バトルゲームは相性があるのである程度の実力がついてくると今回のように善戦することもあります。
最後はKyleさんとの対戦でした。予選でも引き分け、今回もフルセットになりましたが、最後は背後から緑甲羅の流れ弾に当たってしまい負けました…。
Lafungoさんに勝っていれば6位以上が確定、Kyleさんに勝てば8位以上だったので今回の大会で一番悔しい結果となりました。

3日目:vsマッチレースの結果と感想

3日目はvsマッチレースです。この種目だけはなかなか練習ができないので、ショートカット練習以外はぶっつけ本番でした。
スイッチオンラインでは遅延がありすぎて、対戦相手がいたとしても練習にならないですからね…。
予選の結果は6勝3敗2分で8位した。3敗は強い相手なのでしょうがないにしても2つの引き分けがもったいなかったです。ここで勝っていればトータルで5000点を超えていた可能性がありました。
決勝トーナメントの結果は以下の通り。
- Martin:5-1
- Takashi:2-5
- HaHaae:5-3
- KVD:3-7
2回勝ったのでなんとかTOP8まで残れました。負けた相手は最強クラスの人たちなのでしょうがないですが、勝てる可能性もあったと思えるのでやっぱり悔しいです。

4日目:150ccグランプリの結果と感想

4日目は150ccグランプリです。一番練習時間が多く得意な種目なので本気で優勝を目指していました。
予選は8勝3敗で、強い相手には順当に負けてしまったのが悔しいですね。
決勝トーナメントの結果は以下の通り。
- Kasmo:2-0
- KVD:1-2
- Eric:2-0
- Martin:2-1
- Sami:0-2
今回も5〜6位でした。2試合目のKVDさんには 1-0から2連敗したのが悔やまれます。スタートダッシュのタイミングが最後までつかめず、今回負けた大きな要因となりました。
Samiさんとの対戦では、大会での経験の差・バトルゲームのスキル差でやられた感じです。攻撃が強すぎました。GPで勝てるようになるためも、もう少し駆け引きがうまくなる必要があります。
Martinさんとの対戦では、同点で迎えたMC2で超遠距離の緑甲羅を当てられて0-1になったのですが、そこから2連勝して勝ったので自力がついているのを感じました。
CPUの攻撃でもだいぶやられてたので、完全に自力で相手をねじ伏せたのは自信になりました。前回大会ではMartinさんに負けてるから余計に。

▼TOP16ラウンド1回目の対戦▼
▼TOP6をかけたKVDさんとの対戦▼
ASMKC2025に参加した感想
試合での感想はこれまで紹介した通りですが、一番の目的は対戦も含めた直接のコミュニケーションです。
予選・決勝トーナメントも含めてほとんど全員の人と1回はコミュニケーションを取るので、そこで少なからず話ができるのがやはりオンラインにはない良さだと思います。
休憩中や試合以外の時間でマリオカート以外のことを話したりして、相手の住んでいるところの話や旅行の話などをできたのはとても楽しかったです。
またその人たちに会いに行きたいと思えますからね。
試合で敗退したあとは、次の日のモードの練習をいろんな人とすることもありました。この時間も特別な思い出となっています。
予選・決勝トーナメントともに1回も対戦がなかったAntistarさんから声をかけてもらって一緒に遊んだのもいい思い出になりました。


また、モンロー空港からの送迎・ホテルまでの送迎を毎日一緒にしてくれたMattさんとKoriさんには感謝しかありません。今回のASMKCでは一番の思い出だと思います。
ゲーム配信ではMattさんとずっとやり取りしていて、一緒にバトルゲーム練習も10回以上していたのですが、会うのはもちろん今回が初めてでした。
試合中でも一番多くコミュニケーションを取っていたと思います。
最終日に空港に送ってもらう前に一緒に日本料理店に行ってラーメンを食べたのも特別な時間となりました。


スーパーマリオカートというゲームを通してコミュニケーションが広がって、世界中に友人ができる時間は何にも代えがたいです。
もしこれを読んで自分も参加してみたいと思ったのであれば、ぜひ思い切って飛び込んでみてください!
毎年ヨーロッパでスーパーマリオカートの大会がありますし、日本でも隔年で大会があるので参加していろんな人とコミュニケーションを取ると楽しい時間が過ごせますよ。


余談:ASMKCを含めた移動の話
今回、ASMKCに合わせて前後で北米を旅行しました。
3/2〜19までカナダ・アメリカにいたので18日間もいたことになります。移動のルートは以下の通り。
バンクーバーにいるときは途中でビクトリアにも行ってます。
日本からの往復の飛行機は往路がJAL・復路がUnited Airlinesを使って、どちらもマイルで取りました。
マリオットボンヴォイのポイントをJALマイルに交換しています。途中の北米での移動もマリオットボンヴォイのポイントをアメリカン航空のマイルに交換して特典航空券を取っています。
正規料金で乗ったのはバンクーバーからダラスの区間のみです。
飛行機代は相当浮きましたが、これまで貯めてたポイントやマイルはほとんどなくなりました…
マリオットボンヴォイのポイントは100万ぐらいありましたが、25万ポイントぐらいまで減りました。また気軽に海外行けるように貯めないとです。
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